CB125R インプレッション 購入編とレビューを少し

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バイクはスポーツ


「人生有意義に生きる」「趣味を謳歌する」を自然に体調良く楽しめる年齢は65歳くらいまでではないでしょうか。

特にモータースポーツはそう言えると思います。筆者にとってモータースポーツと言えばバイクです。

実はバイクは見かけよりずっとハードなスポーツです。自転車もそうですが全身の筋肉を使います。
走れば体重の移動、ブレーキ&クラッチ操作に握力が必要で、体重を腕で支える、そして車庫の出し入れにも結構な力が必要です。ツーリングから帰ると実際かなり体力的に疲れます。
バイクは自転車と同じで走行中は、五感が全開モードで働きます。つまり脳細胞が活性化されるわけです。これが最近バイクが”アンチエイジング効果“があると言われる所以です。

さて筆者ですが最近物忘れが多くなってきた気もして、、そんな屁理屈もコネてとうとうバイクを買ってしまいました。車種は今人気の「原付二種」、ホンダ「CB125R」です。

車種はもちろん事前にいろいろ調べてホンダ「CB125R」にしたわけですが、バイクは学生時代からホンダ党。10年くらい前に一度浮気してカワサキの「エストレヤ」に乗りましたが筆者にはフィールが今一つ合いませんでした。
その理由はボチボチと・・

買ったのは消費税増税前

購入したのは消費税増税前、そして物が売れない月、ニッパチ月の8月を狙って近くのバイク屋さんに向かいました。CB125Rは売れている車種であることもあり、値引き交渉はかなり難航しました。しかしそこは高額商品値引き交渉歴40年の辣腕な筆者。あの手この手で交渉し、お店から固く口留めされていますので言えませんが驚愕のお値引きを頂戴いたしました。さらにバイクカバーもゲット。

しかしここで問題が発生!!

8月に注文すれば消費税増税前に納車できるとたかをくくっていたらパソコンに注文情報を入れていた店員さんから「すみません、納期が10月以降になるかもしれません」と言われてビビり。

で、また交渉開始。
そう、納期が消費税増税で価格が上がっても価格に増税分を入れないというムチャクチャな交渉です。

結果は・・・ダメでした(当然ですね(笑))。

しかし数日経ったある日、その店員さんから「10月前に納車できます!」とうれしい連絡が届きました。

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9月26日(大安)に納車、さて乗り心地は!?

やはりホンダにして大正解でした。

CB250Rはなんとまー、乗りやすいバイクなこと。特徴をフェアに、簡単にまとめるとこんな感じです。

・思いのままに曲がる
・ブレーキがとても良く効く
・CB250Rのフレームを流用していることもありボディ硬性が高い
・タイヤが太いことが幸いして直進性が極めて良好
・そもそも軽い
・メータはすべてデジタルで、かつ視認性が良好
・燃料タンクは約10ℓ、燃費は約50Km

さて乗り心地のインプレッションですが、路面の凹みなどで生じるショックなどは、前輪はテレスコピック式(倒立サス)、後輪はスイングアーム式の、特に後輪のスイングアーム式がかなり吸収してくれます。

急なブレーキ時の止まり具合もかなり安定しています。
一度前方のクルマがウィンカーも付けずにいきなり左折しました。筆者は慌てて急ブレーキをすることになりましたがABSのおかげでしょうか。安定かつ確実に停まることができました。

馬力は12馬力。正直言って非力です。丹沢湖直前のトンネル前の坂で登坂性能の実力を試しましたが、6速で上がることはできませんでした。3速、4速あたりで走らないとチト辛い。

平地は江の島まで行ってみましたが全く問題なし。クルマの流れに沿ってスイスイ走ることができます。

そして高回転型エンジンのくせにあの単気筒特有の「タンタン」音が出ます。
遥か昔に乗っていたCB250RSを彷彿させるフィールです。

写真引用元:本田技研工業株式会社様ホームページ

特に坂を登るときに敢えてギヤを高めにしてスロットルを開けたときに、マルチでは味わえないトルクで引っ張る感じ、そしてあの「タンタン」音が聞こえます。

10年前に買ったエストレアはキャブトンマフラーが醸し出す音に期待しましたがこの「タンタン」音は出ませんでした。ついでに言うと中途半端な加速とトルク不足感もあって、乗っていても筆者は高揚感が得られず約3年で手放しました。でもバイクは趣味の世界ですのでこれは筆者の好き嫌いの話です。

CB125Rの生産国はタイというところが購入前にかなり気になりましたが、さすが世界のホンダによる品質管理。昔と同じで見えないところもちゃんとバフ掛けして塗装がしてあり、整備中に指を切るなどといったことはもちろんありません。完璧な仕上げです。

CB125R、はっきり言って最高です。

でも文句の付け所が2点あります

1つはハンドル。幅が広すぎます。ハンドルのバーエンドを入れると、ざっと約1mはある感じです。セパハンにしろとは言いませんが、なにかとてもやぼったい幅。スポーツ感がスポイルされちゃっています。ハンドル交換はすぐにしないといけません。

2つ目はこれはかなり困りモノです。
ギアを踏んでも低速ギアに落ちないことが多発します。まだ慣らし同然の状態なのでそのうち改善されるかもしれません。
しかしお店の人がそうなる現象を説明していましたのでダメかもしれません。
さてこれのどこが悪いかといえばこんな感じです。

・目の前のクルマが突然停車します。
・筆者は慌ててブレーキをして急停車します。
・その時の筆者は車線の真ん中にいます。
・クラッチを握ってギアを踏んでも6速のままギアは一向に下がりません。
・目の前のクルマがが突然動きます。
・ギアを下げるにはクラッチを操作して軽くギア繋ぎます。
・そうこうするうちに後続車がイライラし始め、最悪クラクションを鳴らしてきます。
・そしてヒア汗をかきながらどうにかギアが一速に入り、クラッチを繋ぎます。
・がーしかし、慌ててしまいエンスト。
・しかたなく足漕ぎしてバイクを路肩に寄せ。
・結果、追い抜く車から嘲笑の視線を浴びます。

これって、はっきり言って最悪です。

しかし不本意ながら対策はあります。予測検知をしながら走り上記のような事態を避けること。
それにはキープレフトで走行すること。これは安全運転にもつながりますし。
でも、なんだかなぁ。。

原付二種のメリットと注意事項

ところでCB125Rはその名の通り排気量125CCです。
原付二種に分類され50CCの原チャリと比べかなりメリットがあります。

・とにかく面倒な二段階右折の必要なし
・最高時速60Km
・任意保険が安い(ファミリー特約可能)
・車検がない
・税金が安い

写真引用元:本田技研工業株式会社様ホームページ

筆者は40年前の若かりし頃のように「箱根の坂をCB350FUORで、膝に鉄板を当ててハングオンで命がけで七曲りを攻める!」なんてことはせずに、トコトコ街乗りをするのが目的でした。それゆえ高速道路は利用しません。

そんなバイクライフをお考えなら125CCは本当にお薦めです。

ちなみに先ほどメリットに挙げた任意保険のファミリー特約は一考の余地があります。専用の保険と比較したらネットの方がサービス内容が充実しており価格も安く、筆者はネットの保険を選択しました。

かくしてちょこっと問題があるせよ、筆者はCB125Rで楽しいバイクライフを送っております。

ホンダさん、ありがとうございました!!

そうそう、今回のCB125R購入の原資は株の配当金(筆者のヘソクリ)から捻出しました。従いまして実質収入を棄損することなく入手しております。

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