愛犬と暮らす幸せ、愛犬ランとかれこれ16年

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愛犬と暮らす幸せ、愛犬ランとかれこれ16年

我が家には今年16歳になる柴犬の”ラン”がいます。内飼いなのでもう家族同然です。夏は涼しい部屋に、冬は暖かい部屋に入れろと両足でドアをゴリゴリしてドア開けをリクエストします。

最初の躾で和室、寝室には入らないことを守っていましたが、もはや今となってはのうのうと家の中を自由に行き交いしています。

そしてワンコも年を重ねると人と同じ、寂しがり屋になるようです。

  • 筆者が家に居る時は必ずと言っていいほど半径2m以内にいます。
  • 出迎えはしませんが、筆者が出かける時は必ず玄関まで見送りきて、なんとも言えない哀愁を帯びた眼差しで筆者を見つめます。

愛犬ランを飼うきっかけ

動物好きの次女が小学校の時に「お父さん、犬を飼いたい!!」のお願い攻撃が始まりました。筆者には幼少の頃、飼い犬との悲しいお別れの思い出がありとても躊躇していました。

しかし次女は諦めない性格。この懇願をどうしたものか。今から16年前の話になりますが会社の仲間と飲んでいる時に相談してみました。

すると。。

「ゴンさんは絶対に飼うべきだよ。きっと癒される。室内犬が絶対お薦め」とのアドバイスを受けました。

友人の言う通りでした。当時の筆者は自分で言うのもなんですが、誰が見てみてもストレスの塊人間でした。きっと友人はそんな筆者を見るに見かねて犬を飼う事をオススメしたのでしょう。

そこで筆者なりに考えて、妻に内緒で娘に3つの課題をあたえました。

  1. 散歩は毎日すること。
  2. 苦手の算数で次のテストで80点以上取ること。
  3. 全科目の平均点数を70点以上にすること。

娘は了承しました。筆者としては勉強嫌いな次女には絶対に無理な3つの条件を出したつもりでした。

が、しかし。すると次女は猛然と勉強を始め、なんとその3つの条件を軽くクリアしてしまいました。これには家族一同驚きました。「人間、その気になればなんでもできる」と。

約束通り飼うこととなり、犬種を決めました。それが今回紹介する柴犬の「ラン」です。

どうでも良い話ですが命名権は筆者、名前は大好きだったキャンディーズのランちゃんに命名しました。

早速に手配を開始。実家が柴犬のブリーダをしている友人に連絡し「良い子が生まれたら連絡して」とお願いしたらすぐに連絡があり娘と一緒に見に行きました。

そこには売れ残りのかわいい柴犬が1匹いて、これがなんとも可愛い柴犬で、次女より筆者が一目ぼれ。

「残りものには福がある!!」

即断即決、その場で飼う事ことにして、引き取りまで2ヶ月ほど待ちました。

友人はその柴犬を、たまに自分の家に放し飼いにするなどして手放せるまでの期間を大切に育ててくれました。

さて車で引き取りの日、ランは用意した段ボールを嫌がり、家までの帰り道、娘の手の中でずっと気持ちよさそうに眠っていました。

さて心配事だった事前に何も相談しなかった、そもそも動物嫌いだった妻でしたが、ランを見て一瞬にして破顔して大歓迎となりました。

ランの躾係は筆者、厳しい躾もあってトイレは所定の場所で。散歩に行けるようになってからはこれまで一度たりとも家の中で粗相はいたしません。

ちなみにランにとって序列の1位は今でも筆者です。

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犬を飼うことの素晴らしさ

そんなランに筆者はかつて友人が言った通り、思い切り毎日「癒され」ています。ひと昔前は筆者は家に帰ると必ず玄関で待っていて、尻尾をブンブン振りながら全身で喜びを表現していました。あの頃が懐かしい・・

筆者が現役のサラリーマンの頃は、仕事でヘマをして落ち込んでいると、そっと近寄り、膝に頭を乗せたりしてきました。わかるのですね、ご主人さまの心情が。

振り返るとランのおかげで筆者はどれだけの数の危機を乗り越えたのかわからないほどです。

次女が結婚、その後は

さて言い出しっぺの次女ですが、大学を卒業後、教師になり出家、そのあとすぐに結婚してしてしまいました。

ランが我が家に来て16年。

次女は家を出るまでの毎日、朝の4時であろうが、雨の日も、嵐の日も、雪の日も、毎日散歩を欠かさず最初の約束を守りきりました。

そんな姿を見てご近所で有名になった次女の散歩係は一旦妻へバトンタッチ、そして今は筆者が引き継いでいます。


ウォーキングを兼ねて速足で歩く筆者のペースに、老齢なランはしっかり付いてきます。ランとの散歩でストレスは解消、そして毎日8、000歩のノルマもばっちりです。

まとめ

愛犬を飼うということは命を預かるということ。そして卑しい話ですがとてもお金がかかります。

  • 筆者の友人の言いつけ守りを餌はサイエンスダイエット限定。
  • 予防接種などの定期検診は欠かさず。
  • 老齢になるにつれ食が細くなり、最近では国産の缶詰をアレンジ。

でもお金の問題ではないのです。大事に育てた愛犬は何事にも代えがたい幸せを家族もたらせてくれます。

最近ではランは毎晩私の寝床の横で寝ます。家の中では一時も離れません。

長女の孫のお相手までしてくれます。

そしてなにより、老齢なランは今日も我が家に全身で癒しパワーを全身で振りまいてくれます。ありがとうシャンプー嫌いのラン。ずっと長生きしてね。

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