日本の街が綺麗な理由のひとつ、自治会の役割りとは
筆者は今年から自治会の役員を務めています。
筆者はええかげんな歳ですが、役員の中ではなんと一番の若手です（笑）
というわけで15年以上前に務めた子供会会長職以来、久ぶりに地域貢献に復帰しました。
子供会はドッチボール大会、夏休み鮎の掴み取り大会など地区の子供達間との交流。
そしてお祭り、三世代交流などの行事で大人との交流を深めます。
対して自治会は、役員になって初めてわかりましたが街の安全安心に貢献している、と言って間違いはないでしょう。
道路にゴミが落ちていない日本
例えば日本の道に、ゴミが落ちていないことは世界でも称賛されています。
その活動を支えている一つが自治会です。
自治会は心あるたくさんの住民の協力で支えられています。
その自治会の役員は大きな不燃ゴミが不法投棄されていれば、市役所に相談して撤去したり、ゴミ収集場所の網が破けていたら直したり。
そんな自治会の地道な活動があるからこそ、日本の道路、街角は綺麗だと思うわけです。
その他にも自治会は様々な地域への貢献をしています。
特に役員は通学路の登校・下校横断支援、街灯・消化器点検、挨拶運動、公共施設の清掃。
更にドブ掃除、防災活動まで、本当にいろいろな役割りを分担して牽引しています。
しかし自治会役員を務める方々は、決して目立つわけでもなく、とても控えめな存在として活動しています。
自治会の現状
残念ながらコロナ禍で、人が集まるイベントの大半は中止に追い込まれていますが、自治会は街を綺麗に、安全に、防災活動を含めて日々何がしの活動をしています。
筆者は今年から自治会役員に参加ですが、本当にこれまで脈々と引き継がれてきた活動と、先輩方の献身的努力に頭が下がる思いです。
ゴミ収集場所のカラス除けシートを故意に破ったり、掲示板を壊したり、収集日時を守らず好き勝手に捨てる。
そうした不届き者も少なからずいます。
時にお願い事を頼めば、心ない人に文句も言われます。
そんな中でも、自治会役員の方々は粛々と活動を続けています。
更に自治会は子供会と連携していますので、役員の方々は子供達の顔を覚えており、さりげに見守っています。
幸いにも筆者の住む街は、こうしたコミュニティ活動がまだ維持されています。
ところが都会などで自治会が崩壊した街では、ゴミは散乱、不法投棄されたままなど、そのしわ寄せは行政が負うことになり、それが行政コスト、強いては財政負担増に繋がっています。
世界に類を見ない自治会組織の活動に参画することは少々面倒だし、そして自治会の役割りを知らずに自治会に加入する世帯も減っています。
筆者はとても残念に思います。
まとめ
自治会への理解と協力、地域住民のほんの少しの社会への気遣いで、街はより清潔になり、安全安心が保たれます。
街にゴミが落ちていないのは当たり前ではなく、地域住民の方々のたゆまぬご支援と、自治会の努力によって成されています。
わずかな協力を惜しまず自治会活動に参加すること。
それは共創社会創造を進める一歩なのではないでしょうか。
何か偉そうなことをたれてしまった筆者ですが、諸先輩方に笑われないようにしっかり自治会役員を務める所存でおります。