非対面型営業支援ツールってなんだ?!
「非対面型営業支援ツール」の効果が注目されています
「非対面型営業支援ツール」を簡単に説明しますと以下のようなITコミュニケ―ションツールを使って営業をするイメージになります。
・Skype
・Zoom
・Line
・FaceTime
・メッセンジャー
しかし上記のアプリを使うときにお客様にとって困る時があります。それは上記に挙げたコミュニケ―ションツールを使う場合にお客様が予めパソコンやスマホにアプリケーションをインストールしておく必要があることです。また会話は電話で話したいというお客様もいます。
電話以外に映像や資料を共有するなどの機能をお客様と電話をしながら、Chrome、Safariなど普及しているWebブラウザを使って商品やトラブルの状態を共有しながら解決することできたらどうでしょう。
最初にお客様に電話をして、それで話が伝わり相談事などが解決したら電話を使ったコミュニケ―ションで営業の目的は完結し、それはそれでなんらも問題ありません。
しかしこんな電話経由の営業シーンではどうでしょうか。
例えば、お客様から営業にトラブルの電話連絡があったとします。
トラブル対応のこれまで
お客様の無線LANの調子が悪くて、通信会社へ問い合わせての電話をした時のケースです。
あ、なんかランプが点滅しています。
それでは技術者を手配いたします。今度の日曜日はご在宅ですか。
どうぞ宜しくお願い致します。
これまでの営業対応は電話で用件を承り、アポを取り、その後に技術者が後日お客様宅に訪問します。そして技術者は下記のような作業をします。
・修理可能か見極める。
・その場で対応可能な場合、修理を行う。
さて、その場で復旧できない場合は現場作業者は営業と連絡して、対応を決めて後日お客様に訪問してトラブルの解決を図ります。
「非対面型営業支援ツール」を使ったトラブル対応
さて「非対面型営業支援ツール」を使うと営業スタイルがどう変わるのでしょうか。
少し前述のトラブル対応イメージと違いますが、わかりやすい動画がありますのでまずは観てみてください。YouTube映像ですので環境によってブロックされているかもしれません。(一分ほどです、音楽が流れます)。実はこのサービスは筆者の会社で活用しています。
お客様の近くにパソコン、またはタブレット。もちろんお客様が使っているスマホでもかまいません。
「映像通信」「資料共有」「画面共有」「チャット」などを駆使して、技術者の現地派遣などせずにワンストップで問題解決ができるポテンシャルがあります。
「非対面型営業支援ツール」の現状
最近になって「非対面型営業支援ツール」のサービスはテレビCMでも、またネットでも盛んに宣伝されるようになってきました。
「非対面型営業支援ツール」は静かに、確実に浸透しています。
ただしお客様対応のすべてを「非対面型営業支援ツール」に変えることはあまり得策ではありません。やはり顔を突き合わせて丁寧な説明をする営業スタイルは大切なことです。
「非対面型営業支援ツール」が向いている業務の一例
例えばこんなシーンで「非対面型営業支援ツール」は効果を発揮します。
・宅内に設置した機器の状態を確認ばおおよそのトラブルが解決できる保守業務。
・大切なお客様に遠隔で丁寧な対応をしたいとき(特に急ぎの場合)。
・営業用途ではありませんが、社内の勉強会、新製品操作などを遠隔で説明。
「非対面型営業支援ツール」のメリット
・営業効率の向上(遠隔でより多くのお客様対応ができる)。
・技術者の効率向上(遠隔でトラブル解決ができ、多くのお客様サポートができる)。