コロナショック、個人投資家これからの心構え

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コロナショック、個人投資家これからの心構え

このブログで筆者は政府の金融・経済対策に対していろいろといちゃもんをつけています。前から自負しているように筆者も投資家の一人です。その筆者の心境ですがこんな感じです。

  1. 「お前の損失が大きいから、いろいろいちゃもんをつけているのだろう!」と思った方、ハズレです。
  2. 「お前もエライ損失くらってるだろう」と思った方、正解です。
  3. 「お前は株価が下がってすでに死んでいるだろう」と思った方、ハズレです。

本日の株価終値は16、358円台。1月17日の24、115円を基準に考えると約32%の下落です。筆者の持ち株も約28%下落しました。

気持ちの”気”はまあまあ余裕です。強がりではありません。なぜなら筆者にはなんといってあの日経平均7、000円時代を体験していますので。日経平均が7、000円になるまではメンタルは大丈夫かと思います(でも12,000円で焦るかなあ。。)。

ちなみに我がポートフォリオ艦隊は全て水面下でお過ごししております。でも平気です。その理由はこの後にご説明いたします。

では「一体いつ株価は上がるのか!」ですが筆者の見立てです。

多分早くて1年、長くて3年。

こんな時は欲張らない、参入しない

ニュース記事でこんな人がいました。

コロナ相場に貯金すべてを投じた会社員、乱高下にギャンブラーの血が…

評価: 1.0以下、ライブドアニュース様の記事の引用です。

・うちもご他聞に漏れず在宅勤務になっています。
・実は2年ほど前、株でえらい目にあったことがあって。
・しばらくやめていたんですけど、あの乱高下を見ていたらうずうずしちゃって。
・Aさんの貯金額は300万円。その大半にあたる200万円を証券口座に移す。
3月2日に参戦信用取引で約600万円分空売り
・3月6日の金曜日、市場は開くと同時に株価は下降、トータルの負けは50万円に。
・12日の日本市場は全面安に。マイナスは100万円。

この方ははっきり言って最悪です。何が最悪って在宅勤務をしないで投機するなど自業自得です。ちゃんとお仕事をしましょう。

それ以外の内容には、コロナショック相場に対しての大事な心構えの教訓があります。

信用取引は絶対にしない

株の信用取引はレバレッジをかけて、例えば元手600万円ならレバレッジ10倍で6,000万円の株を買うことが出来ます(カラ売りでも同じです)。しかし株価が下落すれ10倍の加速度で含み損が増えます。含み損が600万円になったら全て強制ロスカットされます。つまり600万円を失います。

FXも同じです。

そもそも相場に投機で参加しない

こんな荒れた相場に勝機を見て投機で参入するなど愚の骨頂です。勝てるわけがありません。特に今回のコロナショックは異常なまでの信用収縮が起きて一斉に現金化が生じました。その原因はレバレッジ投機の精算に現金が必要だったからです。金、石油、仮想通過、不動産などあらゆるものが現金化されました。
(金は3月19日現在少し上昇していますが。)

筆者も株以外にREITが暴落、ダブルパンチを食らいました。

従いまして何を買っても勝てない。「ここが底だ!」と信用取引でナンピン買いなどを仕掛けると、どこまで落ちるかわからないので玉砕する可能性が大です。

恐らく信用取引をしていた人の8割以上の方は焼き払われたものと思います。

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今現物を持っている個人投資家の皆さんへの提言

筆者の考えは以前のブログでも申し上げました通り、「株は下がれば上がるもの」「止まない雨はない」のです。株を現物でもっているなら売り逃げ遅れたのなら何もしないが賢明です。そのうち浮上することでしょう。

ただ落ちることは予想していましたが売りの行動に走らなかったのは少し後悔しています。
かと言って筆者はずぼらなので、なんであれ放置していたはずなので現状を受け入れています。

ただしその日に備えて考えておきましょう。

「その日」とは株価が上昇して塩漬け状態から、損切の覚悟ができる水準になった日です。もちろん個別銘柄毎です。

これは筆者がこれからすることで、必ずしも正解ではないと思います。あくまでも一つの意見として参考にしてください。

ポートフォリオを組み替える。
組み替えの基準は下記の通りです。
  1. 内需株に切り替える。
  2. コロナウイルス発生源国家とサプライチェーンが組み込まれている銘柄は外す。
  3. 期末決算で無配になった銘柄は外す。

①(内需株)の代表例です。

②(コロナウイルス発生源国家とサプライチェーンを組む会社)の代表例です。
二度あることは三度ある。二回あったことは三回ある。領海侵犯を繰り返している以上信用できません。

企業経営者はいいかげんに目覚めた方が賢明です。読者の方は「日経中国関連株50関連銘柄一覧」や「中国関連株」で調べてみてください。

鈍感な経営者が何もしないなら、例え鼻クソみたいな筆者のような個人投資家は株の売却で鉄槌を与えましょう。現物を持つ株主にはその権利を行使することが出来るです。

筆者の株構成もなんだかんだで1/3くらいがコロナウイルス発生源国家絡みです。時間をかけて大半は乗り換える予定です。

③は現在株主総会の案内が届き始めたのでじっくり吟味させていただきます。

何事も「備えあれば憂いなし」です。

これから相場に参入する方への助言

助言は一言「余裕資金で運用する」ことです。今回の下落前の筆者の株・REIT資産総額比率は見事に35%でした。

更に構えです。

  • 配当金狙いで一喜一憂せずにロングで構える。
  • 株価の変動でバタバタ売り買いしない。荒れる相場はトラップと考えましょう。

まとめ

最後に株を20年間で眺めればかならず大きな変動があることがわかります。

今回はちょっと異常な下落ですが、反面全世界で金融・財政政策が行われていますので
コロナウイルスが終息して「製造業の国内回帰が始まれば」日本株式は一気に取り戻す!!と筆者は確信をしております。

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