コロナショック、個人投資家これからの心構え②

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コロナショック、個人投資家これからの心構え②

経済戦時下における筆者の投資家としての状況を、これまで2回ほどお話ししてきました。

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2月29日時点の我がポートフォリオの戦況

3月19日時点の我がポートフォリオの戦況

そして先週末の日経平均株価の動きです。

引用:かぶたん様

4月10日時点の我がポートフォリオの戦況

結果、日経24,100円時の筆者保有株の時価総額に対して、先週はマイナス約17%で終えました。

でもなぜ株価は上がったのでしょうか?

筆者のこれまでの予想

このサイトのトップにお知らせスライダーでその週の株価予報を出していますが、この半月、当たらない予報になりつつあります。
時系列で自己採点するとこんな感じです。

3月16日の週

評価: 4.0西からの寒冷前線で全国の気温は低めですが、次第に冷たさへの慣れが生じ、重たい上着を下す日もありそうでう。しかし寒暖差の激しい日は続くため傘が必要な毎日となりそうです。

3月23日の週

評価: 3.5西からの寒冷前線の気圧は更に低下し、次第に地域を広げ、被害が拡大します。突風、豪雨警報が発令される日もありそうです。

3月30日の週

評価: 1.0先週緩んだ西からの寒冷前線の気圧は低下。次第に地域を広げながら被害が拡大します。引き続き突風、豪雨警報の発令に注意が必要な週となりそうです。

4月6日の週

評価: 0.0

桜は散るも次第に寒冷前線は次第に勢力を伸ばします。豪雨、土砂崩れ警報の発令に備えが必要な週となります。

筆者は株の基本「景気の気は気持ちの『気』」で予報を出しました。

  • 新型コロナウイルスの感染拡大のピークが見ない。
  • アメリカ・EU・中東で感染者大幅増加。
  • 入国管理規制の強化。
  • 人、物の物流停滞
  • 物流停滞による製造業の停滞。
  • サービス業の大幅停滞。

そして誰しもが期待した経済政策、詳しくはまっとうなエコノミストが解説していますので省略いたしますが、緊張感、緊急性、実効性を感じない安部総理の緊急事態宣言となりました。

写真引用:東洋経済様

でも株価は上昇、これは想定外でした。

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株価上昇の仮説

筆者はまずこう考えました。

  1. 各国の大幅金融緩和。
  2. しかしマネーの還流は停滞している産業に流れない。
  3. よって株に資金が流れた。

しかしこの仮説は正しいと言えません。それは海外投資家の動きです。

引用:nikkeijp.com様

日本の株価は海外投資家に左右されやすく、その海外投資家は売り越しています。先週も上記表にはありませんが経済系ニュースでは売り越しです。そしてダウのチャートも日経平均と同じ値動きです。

引用:かぶたん様

参考までに金。暴騰しているわけではありません。

引用:楽天証券様

誠に不可思議です。こうなるともう一段ひねった仮説が浮かびます。

マネーは安全通貨であるドルに還流、ダウが上がり、その動きに連動して国内投資家が買いを入れて日経平均が上昇
更に信託銀行経由の買いが多いことから日銀のETFが買い支えている。
しかし仮説です。なんの裏付けはありません。

個人投資家へ心構え

本題ですが筆者は、個人投資家は今は何もしないが常套だと思います。その理由です。

今世界は戦争状態にある

今アメリカはこれまでにない戦いを強いられています。

それはアメリカの有史以来、海外から攻撃を受けた経験は一度もないことです。

アメリカの海外での戦争人的被害です。

  • ベトナム戦争の死者:約54,000名
  • 朝鮮戦争の死者:約33,000名
  • イラク戦争の死者:約4,500名

そして新型コロナウイルスの死者数です。この感染者数の上昇数のカーブは指数関数的というより直立不動状態です。

引用:Bing様

アメリカの新型コロナウイルスの死者数は20、000名以上

日本のメディア報道では全く想像できませんが今アメリカは、FOX、ワシントンポストなどの報道、トランプ大統領のツィッター、政策規模、そして上院が進めている法案の中身を鑑みれば、正に戦時体制を敷いている状態です。

アメリカは医療研究費に国費をつぎ込み、感染対策を進めています。そして今回のへんてこな名前「COVID-19」の発生源の特定(確証)を急いでいます。

またこれまた日本のメディアでは空母の感染は伝えるものの、アメリカ海軍が中国海域に対して威嚇的行動をしたことなど全く報道していません

新型コロナウイルスが終息した時、アメリカは猛反撃にでるものと思います。

この時、媚中行動をとる日本の政財界はただではすみません。

それはこの1年以内に起きるものと思います。

まとめ

以上、あくまでも筆者の経済未来予測図です。

こうした情勢の時に、個人投資家が取るべき行動はただ一つです。

それは「風林火山」の「山」。

  1. 風:敵を攻めるときには、風のように速く攻める。
  2. 林:敵を攻める準備をして、敵にわからないように林のように静かにする。
  3.  火:敵を攻撃するときがきたら猛烈に戦う。
  4. 山:自分たちの陣営を守るときには、どんな攻撃をうけようとも動かず守り抜く。

今のアメリカは②の状態です。そして①③がいずれ来ます。それまでは④でいるが上策だと思います。

ただし「山」作戦には大きなリスクがあります。それはFRBの通貨発行です。

あのFRBのパウエル氏が制限なくドルを発行すると明言しました。

引用:日経新聞様

日銀は量的拡大を明言していません。このまま日銀が放置すると猛烈な勢いで円高になり、株価が暴落する恐れがあります。

少し余談ですがYouTuberのJINさんが毎週のようにFX、信用取引で負け続けています。

引用:JIN様@YouTube

JINさんは、投資ネタのYouTuberであるがゆえ相場に参入せざるを得ず、様々な負け戦を動画でアップしています。

JINさんのように資金があっても(?)勝てない相場です。個人投資家は、今は現物で「山」でいることが肝要かと思います。

参考までに筆者の今回の戦時株価防衛ラインです。円高株安を織り込んでいます

  • 第一列島線:11、000円
  • 第一列島線:7、000円

やむなく紙屑になりそうな銘柄以外は「山」状態にしておきます。このくらいの下落を覚悟しておくと毎日の株価の変動に対して動揺しません。

前にもお話ししましたが株は下がれば上がるもの、止まない雨は無いのです。筆者はロング派なので少数派かもしれません。

そのためにも、個人投資家は余裕資金で市場に参入することを忘れてはいけません。

※アイキャッチ画像はITmedia様から引用しました。

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