還暦から始めるWordPress まずイメージしよう!
筆者は還暦を過ぎたオヤジです。元バリバリのレガシーITエンジニア、そして今はITエンジニアもしながら生計を立てています(^^;
そんな筆者が還暦オヤジが、ITが苦手な方でもわかるWordPress講座を始めます。
WordPressとの出会い
筆者がWordPressと出会ったのは昨年8月。ある会社からホームページを使ったマーケティングをしたいとの依頼があったこときっかけです。その時点で筆者はWordPressの知識はゼロでした。
ちなみにその頃の筆者はフリーのブログサービスを使ってとコツコツ記事を書いてアップしていました。フリーのブログサイトはCMSと言われる仕掛けで記事を書いたり、写真を載せたりすることができます。
CMS(Contents Management System)は自分のWeb、ブログサイトをすぐに始めることが出来て、手軽に記事をアップしたり更新できるサービスです。真面目にWebサイトを構築しようとするとHTMLやCSSといった言語、技術が必要で、時間も工数もかかります。こうした課題を解決したサービスがCMSで、技術を知ることなく、文章と画像と簡単な操作で自分のWebサイトを作ることができます。
WordPressもCMSの一種、と考えて良いと思います。
ブログサービスの大半はCMSでサービスされています。
ただし、です。
フリーのブログサイトは検索エンジンのトップページに表示されることはなかなか難しいと言われています。その理由は後々お話いたします。
そんなフリーのブログサイトで書いた筆者の記事ですが10本以上検索エンジンの1ページ目に今でも表示されています。
ホームページを使ったマーケティングをするには
はっきり言ってホームページを使ってマーケティングするにはフリーはもちろん有料のCMSを使ったサービスでも不向だと思います。ここでCMSを使ったホームページ作りとWordPressを使った場合の比較をしてみましょう。
CMSサービス
操作性 | 4.5 |
レイアウトの自由度 | 2.5 |
デザイン性 | 3.0 |
制作工数 | 4.5 |
SEO対策(今はこの言葉だけ覚えていてください) | 2.0 |
発展性 | 2.0 |
費用(有料版の場合です) | 4.0 |
WordPress
操作性 | 2.5 |
レイアウトの自由度 | 5.0 |
デザイン性 | 5.0 |
制作工数 | 3.0 |
SEO対策(今はこの言葉だけ覚えていてください) | 5.0 |
発展性 | 4.5 |
費用(有料版の場合です) | 4.0 |
上記の表からWordPressの方が圧倒的にホームページを使ったマーケティングには有利なことがわかります。
WordPressとの出会い2
筆者が昨年8月に先程の依頼を受けた時点ではWordPressという言葉すら知りませんでした。でも引き受けた仕事ですので一生懸命に何を使ってお客様のニーズを満たせるかその手段を探しました。
そこで初めてWordPressなるものを知り、先行投資をして直ぐに構築を開始しました。ところが運悪く、急な別の仕事が入ってしまいました。先ほどの依頼を半年後にしてもらうようにお客様にお願いしたところ幸いにも快承頂き、その急ぎの仕事に取りかかりました。
ところが、なんと!!
さてその仕事とは、以前筆者がPython(AIに向いていると言われる新しいプログラム言語です)で作った、ある評価システムをWeb化するものでした。PythonをWeb化するにはdjangoなる開発環境を使います。開発言語はHTML、CSS、一部JQuery、JavaScriptなどです。
正直筆者は遥か昔にHTMLだけで社内ページを立ち上げた経験しかなく、今今のホームページを制作するための知識などほとんど持ち合わせていませんでした。
そこからサイト構築に必要な技術を猛烈に勉強しながら、なんとかWeb化することができました。
還暦の手習いです(笑)
ラッキーなことにこの経験がWordPressを理解するためにとても役立つことになりました。
WordPressを理解する最初の一歩、それはプレゼン資料
ネット記事、YouTubeなどでWordPressの情報が溢れています。筆者もたくさん参考にしました。しかしその多くはエンジニアライクな内容が多いように思います。また機能の説明から入る記事も多いのではないでしょうか。
WordPressを理解する最初の一歩は、プレゼン資料をイメージすることだと筆者は断言します。
それはパワーポイントなどでプレゼン資料を作ることではなく、どういった構成、デザイン、そして言葉で、どうしたらプレゼン資料の内容を見る人に訴求できるかを考えるプロセスです。
パワーポイントの使い方を知っていても良いプレゼン資料は作れません。WordPressも同じです。機能を知っていても良いホームページは作れません。
自分がまず何を発信したいのかを、最初に考えましょう。
ホームページのデザインイメージを考える
何を発信したいかを決めたら、次はデザインイメージを考えます。やり方は至極簡単です。ネットサーフィンをして「あ、このデザインはいいなあ」と自分がお気に入りのデザイン選別すれば良いのです。
その後で機能を知る
WordPressの機能は本当にたくさんの方々が情報を配信していて、個々の機能を知ることにはまず困らないと思います。
しかし落とし穴があります。
自分が考えたデザインを実装しようと検索エンジン、YouTubeなどで探すといろいろなアプローチがある事がすぐにわかります。そして正直どのアプローチ、機能を使って良いのか迷います。おそらくWordPressを初めた方は皆迷ったものと思います。あちこち他のサイトと浮気しないことです。
恥ずかしながら、かく言う筆者もそうでした。
そもそもWordPressの機能配置はお世辞にも「初心者が分かりやすい建て付けになっている」とは言えません。
その為、いろいろな情報を頼りに機能を理解しようとすると迷宮に入ってしまいます。
WordPressの迷宮に入らないためには
WordPressの迷宮に入らないための方法は、自分にとって馴染みやすい記事をかかれた方のやり方に沿って構築することだと思います。
さて今回はここまでですが、次回から筆者のブログページを例に、出来るだけ技術用語は使わないよう、そして分かりやすい言葉でWordPressの話を始めたいと思います。
チャンネル登録、宜しくお願い致します!!
(そんなの無いですね、失礼しました。)